あたまコネコネ雑多帳            

自分の感じたビックリハテナなことを、そっと呟きます。

RO-Auriga構築

Aurigaリニューアル?「xxxxFull.zip」

今朝、なんとなくAurigaの更新状況でもチェックしようかとサイトを見てみたら・・
なんと、各バージョンに、そのバージョンまでのすべてのパッチが当たったものがアップされてる!
それもこれまでバージョンすべて。(もちろん最新のものも)

【今まで】 0650.diff / 0650.zip ・ ・
Auriga_OldPage


【現在】 0768.diff / 0768.zip / 0768Full.zip

Auriga_NewPage_01Auriga_NewPage_02


xxxxFull.zipは4M程度ですが、750個を超えてるからかなり容量食われてますね。 これを今までしなかったのは、容量の問題かなぁとか勝手に思ってたけど、大丈夫だったんね。 いやー、これでパッチ当ての作業が無くなってラクになった。 あっ、前に説明を書いた、パッチ当ての手順が必要なくなった。。 なんということでしょう。。

Auriga構築 その2

★Aurigaをダウンロードして,最新の状態にする。

鯖の基礎となるAurigaをダウンロードしましょう。
ちょっと前も書きましたが、Aurigaのサイトは以下。
http://auriga.moe.hm

Aurigaは、SnapShot(スナップショット)と、Patch(パッチ)という形で配布されてます。
スナップショットというのは、そのバージョンまでのAurigaのパッチをすべて当てたもので、そこに順次パッチを上書きしていくことでAurigaのバージョンアップとなります。
ROに限らず、ネトゲをやっていればわかると思いますが、起動時に配布されたパッチがあれば当たりますよね。
あれと同じ感じです。
2010年5月26日現在の最新スナップショットは「0647」ですので、Patchより「0647.zip」をダウンロードします。
Auriga02_01


次に、0647以降のパッチを落として上書きしていくわけですが、いちいちZIPを落として解凍して・・・とやっていたらアホほど時間がかかります。。
しかし素敵なことに、Aurigaにはパッチを自動で当てるツールが置いてあります。
私は最初はいちいちZIPを解凍して当ててましたが、いい加減面倒になってツールを使いました。
これもちょっと気をつける点がいくつかあったのでまとめます。

まず、Toolより「auriga_fullpatch.pl」をダウンロードします。(実際はzipファイルです)
Auriga02_02


ダウンロードしたものを解凍したら、auriga_fullpatchフォルダを、作業したいフォルダに移動させましょう。
私は、「<cygwinインストールフォルダ>\home\【ユーザ名】」の下に置いてやっています。
Aurigaもここに置いているので。

次は、「auriga_fullpatch.conf」をいじります。
改行コードが変更できるエディタで開いてください。
Windowsに付いてるメモ帳だとダメです。。
ここでは、ちょっと高機能なメモ帳が必要になってきます。
ちなみに私は秀丸エディタ派。grepが楽しいのです。
ということで、同フォルダにある「help.txt」を見ながら設定していくんですが、注意点を書いておきます。

★ダウンロードしたdiffファイルを置くディレクトリ
あらかじめ、フォルダを作っておきましょう。
作っておかないとうまく動きません。
「ディレクトリ」というのはフォルダのことです。なんて言うまでもないか。。

★diffファイルのダウンロードを行う
いちいちダウンロードしてくるので、yesにすると多少時間がかかります。

★Auriga置き場のメインURL
・・・/Auriga/」までを書きましょう。
「・・・/Auriga/index.php」まで書いちゃうと、diffファイルをダウンロードするときに接続でずっと待ってしまいます。

★patchオプションの--dosを有効にする(Win GNU patchのみ)
cygwinをインストールするときに、ちゃんと「patch」を入れてあれば、そのままyesで大丈夫のはずです。
私はpatchを入れていなかったので、help.txtに書いてあるように「GNU patchand GNU diff for Win32」を拾ってきてやりました。
この場合は、「no」にしないとダメみたいです。
「GNU patch and GNU diff for Win32」を入れる場合についてはあとで。。

さて、こうしてauriga_fullpatch.confをいじったあと、保存するときに「名前を付けて保存」を選び、改行コードを「LF」にして保存しましょう。
こうしておかないと「invalid string. at line xx」という文字がずらっと出るエラーが起きます。
Auriga02_03


★cygwinインストール時に、patchを入れなかった場合!
上でちらっと触れた、この場合について。
http://cetus.sakura.ne.jp/softlab/toolbox1/index.html#difpat

上記のサイトで、「patc254w.zip - 2001-02-20 / 115,498 bytes / ZIPアーカイブ」をダウンロードしましょう。
※リンクが切れてしまっていたら、「GNU patch and GNU diff for Win32」でググれば見つかるはず?
このソフトいうかツールはインストール不要です。置いとくだけでOKなタイプ。
中身の「patch.exe」にpathを通しますので、デスクトップなんかに置くとあとあと邪魔になります。
Program Filesあたりに置くのが無難?
私は、「Program Files」の半角スペースが嫌いなので、同階層に「Programs」というフォルダを作ってそこに置いています。
Windows標準ソフトは「Program Files」、自分でインストールしたソフトは「Programs」といった感じ。
さらに「Games」とかに分けても良いけど、そこまでやってないや。。

さて次ですが、環境変数にpathを通します。
[マイコンピュータ]→[プロパティ]→[詳細設定]タブ→[環境変数]ボタン→下側の[システム環境変数]→変数[Path]を選んで「編集」
そして、変数値の最後に「;<~を置いた場所>\patc254w」と書いて、「OK」で、「OK」「OK」と押していけば設定完了です。
「pathを通す」といえばこの手順です。覚えておきましょう。

これでcygwinでperlコマンドが動くはずです。
cygwinを起動し、「perl -v」と打ってみてください。以下のようなのが出ればOKOK。
Auriga02_04


最後に、confの「patchオプションの--dosを有効にする(Win GNU patchのみ)」のところを「no」にします。
準備が整ったので、cygwinにて、auriga_fullpatchフォルダまで移動し、「perl auriga_fullpatch」と打ってエンターで動くはず!
パッチがすべて当たるのをひたすら待ちましょう。

以上、「Aurigaを最新の状態にする」でした!
もちろん、Aurigaの中身自体はこれからいじらないとダメですけどね(´・ω・`)

Auriga構築 その1

★cygwinをインストールする。

まず、Aurigaを動かすために「cygwin」というソフトをインストールしましょう。
cygwinのサイトは以下です。
http://www.cygwin.com/


トップページちょっと下の、「Install or update now! (using setup.exe)」をクリックして、setup.exeをダウンロードします。

ダウンロードしたsetup.exeを実行し、インストールを開始しましょう。
以下、インストール手順です!

setup.exeを実行したら、そのまま「次へ」

Install from Internet」にチェックして、「次へ」

Cygwin01



Root Directoryにインストールしたい場所を指定します。
Install Forは、「All Users」で良いと思います。
少し前のバージョンだと「Defaut Text File Type」という項目もあったのですが今は無いみたいですね。
で、「次へ」
Cygwin02



Local Package DirectoryはどこでもOK。
デスクトップがわかりやすいかしら。
「次へ」を押すと、Local Package Directoryで指定したところに「ftp%3a%2f%2fftp.jaist.ac.jp%2fpub%2fcygwin%2f」という名前のフォルダが出来るはず。
この謎のフォルダは、cygwinのインストールが終われば削除して構いません。
Cygwin03



Direct Connection」か「Use IE5 Settings」にチェックして、「次へ」
ここは自分の環境に合わせる必要がありまする。
普通なら、Direct Connectionかなぁ。
Cygwin04



サイトの一覧が表示されるはずです。
Available Download Sitesは、「
ftp://ftp/jaist.ac.jp」か「http://ftp/jaist.ac.jp」あたりの日本サイトを1つ選んで、「次へ」
Cygwin05



ここからが重要!
このSelect Packagesでは、cygwinインストールの際に同梱させたいものを選びます。

まず、右上の「View」というボタンを何回か押して、その右の文字を「Full」にします。
この、Viewボタンを押すごとに表示される情報が切り替わります。
Hide obsolete packagesのチェックは特に外さなくてもOK。

次に、窓の幅を広げてPackage欄を見やすくしておきます。

次に、以下をPackage欄から探し出し、「Skip」という文字のところを何回かクリックし、新しい日付またはバージョン(数値が大きいほう)になるようにします。
・binutils
・gcc
・gdb
・make
・patch
・perl
・zlib
「Bin?」という欄にだけ×のチェックが付いていればOKです。「Src?」のほうは要りません。
gccやzlibは、Skipを押したら同時にいくつかSkipの文字が日付に変わります。おそらく必要になるのでこれも同梱させます。
そして、「次へ」を押すとインストールが始まります。
微妙に時間がかかるので気長に待ちましょう。

Cygwin06



Create icon on Desktop:デスクトップにショートカットアイコンを作るかどうか
Add icon to Start Menu:スタートメニューに登録するかどうか
ということです。
私はデスクトップを汚したくないので、スタートメニューに登録だけにチェックという感じです。
ここはお好みでどうぞどうぞ。

「完了」を押せば、cygwinのインストールは終わりです。

最後に、インストールしたところにある「Cygwin.bat」を1回実行しておきましょう。
同じところにhomeというフォルダ、さらにそのフォルダの下にログオンしているユーザ名のフォルダが出来るはずです。
このユーザ名のフォルダでいろいろと作業することになります。

あっ、途中で書きましたが、ここまでくれば「ftp%3a%2f%2fftp.jaist.ac.jp%2fpub%2fcygwin%2f」という謎のフォルダは消しちゃって良いです。

cygwinの他にもAurigaを動かせるソフトはありますが、私としてはcygwinが一番スタンダードではないかと思います。
他はもうちょっとややこしくなる気がしないでもないので、お勧めしないということにしておきましょうかね。
好み次第と言ってしまえばその通りなんですけどねー。

Auriga構築の流れ

「自分でROのエミュ鯖を立てて遊んでみたい!」
ROerなら4~5割ぐらいの人が思ったことがあるんじゃないでしょうか。
でもでも難しそうだからいいや・・・。と、私もその口の人でした。

去年、「いっちょやってみっか!」と悟空並に意気込んで実際にやってみたら、予想以上の大変さに何回か挫折しかけました。。
エミュ鯖構築という名の敵は戦闘力53万のようです。

そういうことで・・・
cygwinのインストール、桜井蔵の入手・改造、オリジナルNPCの実装、外部への公開などなど。
ここに手順や注意点をまとめていこうと思います。
ちょっと調べた程度ではけっこう詰まってしまうことばかりだったので、覚えている限り出し尽くしますね。

手順としてはだいたい以下のような感じ。

1.cygwinをインストールする。
2.Aurigaをダウンロードして,最新の状態にする。
3.cygwinを使ってAurigaをビルドする。
4.日本のROクライアントをインストールして,パッチを最新まで当てる。
5.桜井のsdata.grfを入手する。(どこかから拾うか、桜井をインストールしてごにょごにょ)
  でもこれは要らなかったりするのかな。。
6.動かすAurigaに対応する桜井クライアントを入手する。
7.入手した桜井クライアントを改造する。
8.外部に公開する。


こんなところかなぁ。
次回から1つ1つ細かめに書いていきますね。
必要なソフトとかツール類は順を追って書くようにしよう、そうしよう。
よし、聖剣伝説4でもやって寝よう、そうしよう。
くらえーゴブ!

Aurigaとは

[記事の更新日:2018/01/10]

とりあえずまずは・・・
Aurigaってなんぞー?というところからの方のためにチョコっと説明。
簡単に言うと、ROのエミュ鯖を構築するためのツールみたいなものです。
読み方は、「オリガ」(アウリガではない)

あれ?エミュ鯖といえばアテナっていうやつじゃないの?
そう、ROエミュ鯖界において、少し昔はAthenaというプロジェクトが巷でブイブイ言わせてたんですが、長い間更新が滞り、2009年2月1日についに閉鎖。
このAthenaを引き継ぎ(正しくは派生?)、開発を続けているのが「Auriga」になります。

AurigaのサイトURL


2018年1月10日現在のURLはこちら
http://auriga.moe.hm

更新頻度が高く、どんどん更新されてます。
まぁサイトをご覧になればわかるでしょう。


Aurigaの使用言語


Auriga自体は、C言語で構成されていて、プログラミングを齧ったことがある方であれば改造も可能!
鯖の核となるNPC達やその他実装は、Perl言語で実装します。
既存のやつがかなり参考になります。

ひとまずAurigaの紹介はこんなところで。。
■中の人
名前:遺伝子災害

Windows95+テレホーダイの時代を駆け抜け、ラジオやら雑誌への投稿にハマったことのある人です。

助けて!テレホマン!

telephoman

■このブログとこの人について

■子供
長男:6歳 次男:3歳